眼の中にある脈絡膜というところから発生する「新生血管」の有無によって、「滲出型」と「萎縮型」に分けることができます。前者が日本人には多いタイプで、進行も速いとされています。
日本人に多い滲出型では、網膜のすぐ下にできた新生血管から出た液体が黄斑にダメージを与えることで、視覚障害を引き起こします。
滲出型
委縮型
黄斑変性のOCT画像 網膜が新生血管で盛り上がっています
1.問診 2.視力検査 3.OCT検査
いずれの病気も再発した場合には、注射を繰り返し打つ必要があります。そのため、定期的に通院して経過を診ていくことが大切です。
視力検査・眼底検査
抗VEGF薬の治療が必要と診断
注射日の決定(看護師から当日の来院時間など詳しい説明があります)
来院後、散瞳を行います。手術室で消毒(洗眼)をし、注射実施(痛みはほとんどありません)。5分程度で終了します。30分後、診察をして終了です。
翌日一週間後とご来院していただき、その後は必要に応じて経過を診ていきます。
視力検査とOCT検査を行い、必要に応じてそれぞれの治療を行います。
両眼網膜黄斑部が浮腫を起こしている状態
抗VEGF薬硝子体注射後浮腫がきれいに治っている状態視力検査とOCT検査を行い、必要に応じて追加の治療を行います。
網膜静脈が閉塞して眼底出血を起こしている
出血とともに黄斑部に浮腫が起きている状態
抗VEGF薬硝子体注射で浮腫が改善している状態視力検査とOCT検査を行い、必要に応じて追加の治療を行います。