加齢黄斑変性

こんな症状ありませんか?

    • 視野の中心が狭くなる
    • 視力低下
    • 視野の中心が歪んで見える
    • 視野の中心が黒く見える

種類と原因について

種類と原因について

眼の中にある脈絡膜というところから発生する「新生血管」の有無によって、「滲出型」と「萎縮型」に分けることができます。前者が日本人には多いタイプで、進行も速いとされています。

原因について

日本人に多い滲出型では、網膜のすぐ下にできた新生血管から出た液体が黄斑にダメージを与えることで、視覚障害を引き起こします。

  • 滲出型

  • 委縮型

  • 黄斑変性のOCT画像
    網膜が新生血管で盛り上がっています

検査方法(流れ)

1.問診
2.視力検査
3.OCT検査

治療方法(流れ)

治療方法(流れ)
糖尿病網膜症の中の糖尿病黄斑浮腫
  • 抗VEGF薬の硝子体注射
  • レーザー光凝固術
網膜静脈閉そく症
  • 抗VEGF薬の硝子体注射
  • レーザー光凝固術

院長からのアドバイス

いずれの病気も再発した場合には、注射を繰り返し打つ必要があります。そのため、定期的に通院して経過を診ていくことが大切です。

抗VEGF薬(アイリーア®/ルセンティス®)注射の流れ

抗VEGF薬(アイリーア®/ルセンティス®)注射の流れ
1.受診

視力検査・眼底検査

抗VEGF薬の治療が必要と診断

注射日の決定(看護師から当日の来院時間など詳しい説明があります)

2.注射日

来院後、散瞳を行います。
手術室で消毒(洗眼)をし、注射実施(痛みはほとんどありません)。5分程度で終了します。
30分後、診察をして終了です。

3.術後通院

翌日
一週間後とご来院していただき、その後は必要に応じて経過を診ていきます。

糖尿病に伴う糖尿病黄斑浮腫

糖尿病に伴う糖尿病黄斑浮腫

糖尿病に伴う糖尿病黄斑浮腫
  • 抗VEGF薬の硝子体注射
  • レーザー光凝固術

視力検査とOCT検査を行い、必要に応じてそれぞれの治療を行います。

両眼網膜黄斑部が浮腫を起こしている状態

抗VEGF薬硝子体注射後浮腫がきれいに治っている状態
視力検査とOCT検査を行い、必要に応じて追加の治療を行います。

網膜静脈閉塞症
  • 抗VEGF薬の硝子体注射
  • レーザー光凝固術

視力検査とOCT検査を行い、必要に応じてそれぞれの治療を行います。

網膜静脈が閉塞して眼底出血を起こしている

出血とともに黄斑部に浮腫が起きている状態

抗VEGF薬硝子体注射で浮腫が改善している状態
視力検査とOCT検査を行い、必要に応じて追加の治療を行います。

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