かねてから噂されていた多焦点（遠近両用）眼内レンズによる白内障手術の先進医療扱いが今年3月末で終了することが決まりました。それ以降の細かいことは決まっておりませんが先進医療特約を使って白内障手術を希望している患者様は注意が必要になります。ご不明な点がございましたら当院にお問い合わせください。

新年あけましておめでとうございます。石神井台アイクリニックの4年目が穏やかに始まりました。診療初日の昼休み冬休みで怠けてしまった身体を少し目覚めさせるためにいつものジョギングコースへ出かけました。今日の目的はもう一つあって、この地域の鎮守神である石神井台氷川神社に初詣をすることでした。快晴の空の下すがすがしい空気のなかで「今年一年患者様の病が一日も早く癒えること、そしてスタッフ一同前年より一層飛躍できるよう」謙虚な気持ちでお参りしてきました。神様へのお参りは何かを期待してというより、自分の中にあるべきはずの「謙虚さ」を見直すための良い時間だと感じます。医療にとって慢心と傲慢ほど一番遠ざけなければならない感情だと考えます。その対極にある「謙虚さ」を忘れずに新たな一年を頑張っていこうと思います。どうぞ今年も宜しくお願い致します。

ジョギングコースに入っている石神井公園は私にとって季節の移ろいを感じることのできる貴重な場所です。その石神井公園でも12月に入ってようやく木々が紅葉してきました。先日のアレルギーのお話と通じるかもしれませんが、12月に入って紅葉とはずいぶん季節が後ろに押している感じです。店先ではやっと秋刀魚が出回っているとか。子供の頃のおぼろげな記憶では秋の運動会が終わったら寒くなってきた感じがしていましたが、私の子供たちにしてみれば今の長い夏が標準になっていくのでしょうね。新しい季節感も新しい時代感覚の一つの要素になっていくのでしょう。時も移ろうといいますからね。

11月下旬になって寒い日が増えてきましたが、外来では依然として目がかゆいと訴える患者様が多数来院されます。 これまで、11月に抗アレルギー点眼薬をこれほど処方した記憶がなく、また11月は一般的に知られている花粉症の時期とは外れています。これも温暖化で暑い日が長引いている影響なのでしょうか、あるいは来年まで待てないスギ花粉がすでに始まっているのでしょうか。しばらく注意深く診察していこうと思っています。

足を痛めて半月程昼休みのジョギングをお休みしていました。昨日久しぶりに石神井公園の三宝池に立ち寄ってみるといつの間にか蓮の花が水面を覆っていてすっかり夏の池の装いでした。アオサギがその間をゆったりと餌を探しながら歩いていました。目つきが真剣できりりとした横顔がとてもカッコよく思えました。水中の魚をとらえる彼らの視力はいったいどれほどあるのでしょうか。一説によると人間の６～１０倍の視力があるそうです。単純に視力だけではなく狩りの経験も左右するのでしょうけれど自然界で生き残るために相当シビアな能力が備わっているはずです。学校健診で来院する子供たちを見ていると０．３程度でも見えていると言ったりする子供さんもいたりして、それだけ人間は安全に守られた環境で生きている証なのかなとふと考えます。  

梅雨入りを前に、患者様が快適に過ごしていただけるようエアコンの清掃を行いました。エアコン特有のにおいもなくなり待合室に爽やかな空気が流れるようになりました。  

５月９日は当院が開院してちょうど３年目の記念日でした。開院当初医師会の先輩医師から３年は我慢して頑張るようにとアドバイスを頂いたことを今日のように思い出します。家族やスタッフの皆さんに支えられながら自分なりに頑張ってこれた気がします。感謝の気持ちでいっぱいです。５周年１０周年と皆様の役に立つ存在でいられるよう、日々努力していきたいと思います。院長

宜しくお願い致します。

宜しくお願い致します。